是清

「GWも後半に入り…」というニュースに、「前半いつだよ！」と真顔で画面にツッコむ連休初日です（暦どおりの職場）。軽い気持ちで掃除を始めたら、もうやめられない止まらない。北海道展で昆布をつまみながら店のおっちゃんと語る以外は、たぶんずっと掃除してると思います。

掃除中につい眺めてしまうもの。小学校入学時に、ピンク大好きな私のために母がつくってくれた道具箱。ものには極力執着しないようにしているけれど、こればっかりは捨てられません。風船のところには、フェルトでかたどられた名前が一字ずつくっついています。なぜ腕をフェルトにしなかったのか、という素朴な疑問は胸にしまいましょう。うす汚れても宝物、一生モノ。

フタの内側を拭いていたら、気づいてしまった。うっすら透ける「両口屋是清」の文字。…うそ、これってお菓子の化粧箱だったの（25年越しの衝撃）。旅まくらが大好きなのは、このサブリミナル効果なんだろうか。

恐るべし母、食うべし是清。