口紅は誰のもの
好きなあの店この店で耳にして、心をわしづかみにされた一枚。作詞家のトリビュートアルバムというだけあって、どの曲もじっくり聴かせる仕上がりになっている。「星間飛行」で \ヤーッ!!/ と拳を突き上げると、某YAHな曲に次ぐ爽快感を得られるのでおすすめ(効果には個人差があります)。
そんなこんなで先日、ドライブ中に「Tシャツに口紅」を口ずさみつつ 歌詞カード(縦書き!)を熟読していたら、謎がほよほよと浮かんできた。それについて車内で語ったり、お店で他のお客さんも巻き込んで議論したりするうち、いろんな人の見解を聞いてみたいなという欲が出てきたので、その一部を挙げてみる。
[問1] Tシャツについた口紅は誰のものか
[問2] そもそも「僕」と「君」の関係性はどのようなものか
[問3] なぜ君は「泣かない」で、僕は「泣けない」のか
[問4]「僕」と「君」はその後どうなったか、思うところを述べよ
この曲、羅生門みたいな終わり方なのだ。下人の行方は誰も知らない、ってなね。みなさんはどう思うだろう。「君」は「君」の思うような幸せを得ることができただろうか。
聴くたび表情を変える 万華鏡のような名曲に、まだまだ魅せられそう。
おまけ:
こちらはほのぼの青春マンガ、ついにきょうネット連載が完結した。さくちゃんに会えないのさみしいから、本で買おうか考え中。イイものだと思います(萌)。