この君 air

おおきに閲覧。

新年初旅 前夜編

 

昨年、長野で大きめの地震があったときのこと。「ご実家大丈夫?」と大学時代の友人にメッセージを送ったら、最終的に友人の友人も誘って温泉に行くことになった(地揺れれば宿屋が儲かる)。旅行先は、皆の居住地からアクセスしやすい秋保温泉。ここ数年、もっぱら安宿利用だったので、老舗旅館に泊まると決まったときは動悸がした。貧乏性、いや、症。

 

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旅行前日。山形市内で所用があったので、その流れで前から気になっていたお店に伺う。開店直後だったせいか、料理が出るまでやや時間がかかったけれど、店内の雰囲気がよくてのんびり待てた。

 

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さっぱりスパイシーなカレー。玄米ごはんは軽めにお願いしたはずだが、おそらくお茶碗1杯半のボリュームはあっただろう。揚げたごぼうがカリカリしてよいアクセントに。

 

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甘さ控えめの抹茶シフォンケーキには、きな粉がかかっていた。これもかなり大きめで、たらふく。

 

マイカーで峠を越える自信がなかったので、山形に車をおいてバスで仙台へ(しかし高速道路はきれいに雪がなかった)。夜は、年末に地元で知り合った仙台市民・Nさんと飲む約束をしていた。待ち合わせ場所のディズニーストアをぶらついていたところ、「そのクマさんはグーフィーが作ったんですよ」と店員が話しかけてきたが、照れ笑いが気持ち悪かったのか、その後一切 近寄ってこなかった。言えないよ、(実はちっちゃいぬいぐるみ)好きだなんて。←郷です

無事に落ちあっての1軒目は、緊張のアウェイ戦。お初の店なのに、お年賀のタオル(しかも柄つき日本製)をいただいてほくほく。

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話をしているうちに、Nさんの誕生日が私のひと月遅れ(同じ生まれ日)だと判明。てっきり自分より年上だと思っていたので、これ以降 気が緩み、敬語の量が激減する(無礼)。

 

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2軒目はホーム戦。起き上がれない小法師がいた。

 

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正月ボケに拍車をかける、おまかせの肴たち。

 

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中華風味の手羽と砂肝は、八角好きなら悶絶確定。さきの数点盛りにあった砂肝(写真中央の皿)を食べ、「ンメッ! ンメ--!!」と暴れ羊のように騒いだので、単品で持ってきてくださった。なんというお心遣い(号泣)。

 

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カラフルな大根の漬け物もバリバリ。

翌日に出張を控えたNさんとは早めに解散して、ひとりカウンターで延長線。竹鶴を飲んでいたとき、ともさんが「BGMもマッサンで」とさだまさしをかけたことで、常連YさんのDJ魂に火がついた。安全地帯やらアルフィーやらをねっとり聴いているうちに、まぶたが重く…

 

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なりつつも、ちゃんと起きてたさ。ご迷惑のかからぬうちに帰らねば。

 

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そこまで白く濁っていない液体をローソンで得る。だくだく飲んでゴロン、の至福。

 

…翌日からが本番だって、わかってんのかなこの人。