この君 air

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加齢なる日々

 

朝、他部署の人が職場の玄関先につっ立っていた。「エレベーター動かなくてね。階段で行けばいいんだろうけど、ほら、あたしコンドロイチンだから」。バカチン的用法である。いつでも羽黒山に登れる脚力を維持するため、朝はもっぱら階段派の私だが、いつかコンドロイチンになる日がくるのだろうか。

年季の入ったひな人形相手に「今年もお勤めごくろうさんです」とヘコヘコする歳になったせいだろう、体力的な変化はそれほどでもないが、食の好みが徐々にさっぱり寄りに近づいている。めずらしく夕餉にすき焼きが登場したのはいいものの、脂がグッときて箸が進まない(赤身肉ならいいのに…)。三食たっぷりとると(実家の食卓はいろいろ並ぶからつい食べちゃう)、眠くなったり疲れたりする。そうしたこともあり、最近は胃に負担をかけないよう心がけている。もちろん欲が勝るときもあるのだが、その後にうまくバランスがとれればいいのだ。やっているのは「腹が鳴ってから食べる」「昼は控えめ+ソファで昼寝」「小腹がすいたら炭酸水」くらいだが、デスクワークの身には頭が冴えてちょうどいい。

さて、そんな頭冴え冴えタイムに書いたはずの論文を、先輩に読んでもらった。あちこちにコメントを添えた原稿を手に、開口一番「…書いてるときの顔が見えるようだったよ」。力まかせに書いたせいで、後半に進むほど息切れし、結論部分で尻つぼみになっているのがバレている。おかげで「逆三角形論文」というかっこいい称号を得た。執筆者はずんぐりむっくりなのに、論文だけはシュッとしてるという皮肉。修正・肉づけして、今月中にはグラマラスに変身させたい。

 

おまけ:

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iPadのカメラがタイマーつきだと今さら気づき、試しに1枚。広い部屋でこじんまりしている、キャッチャーポーズの自分が撮れた。さまざまな変化が待ち受ける春、ばっちこい。