この君 air

おおきに閲覧。

そして今日も書く

 

蜘蛛の巣の上に水滴をひとつ垂らして、それが網の目をつたうさまを眺める。…「ウェブ上でものを書く」という行為は、私にとってそんなイメージだ。自分の書いたものがどう転がっていくんだろうという、ちょっとしたわくわく感。

内容はとことん私的、ことばは拙いし、伝えるべきことの半分も伝わっていないかもしれない。そんなレベルのものを人様の目に晒してよいものかと悩むのだが、書くことだけは諦められなかった。他者が読むという前提で自分の体験や感情を整理することが、私にとって、いつしか欠かせない行為となっていたから。…とても厄介な、下手の横好き。

 

大串さま、ありがとうございます。細腕と呼ぶにはたくましすぎる腕っぷしを、好きなもののために活用できて光栄です。より多くの方が、写真集を手にとる機会に恵まれますように…

 

おまけ:

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きのうの日帰り出張の道中で。
水滴に焦点があってしまったのは、現実を直視したくないという思いの表れか。冬。