前厄を払いに

GW最終日。前日の雨も止んだので、朝から参拝へ。この時期の山がとても好きだ。

上を見れば果てしなく、苦しい登り道。

足元を見、一歩ずつ踏みしめれば、いつしか頂上にたどり着く。何事もそんなもんだよなぁと思う。石段のわきに咲く小さな花に、ふっと心もなごむ。

先月末から蜂子神社御開扉が始まったので、厄払いの前に拝観した。明治以来、140年ぶりの御開扉。人々の苦悩を引き受けたゆえに、肖像のような顔になったという。

お禊料をおさめると、右の護符を記念にいただける。左は、祖母たちふたりに買った身代り守。…実は山からの帰り道、前を走っていた車がソフト当て逃げ（サイドミラーのカバーが吹っ飛んだ）に遭う現場を目撃した。さっそく身代りか、はたまた厄払い効果か…。

帰りの田舎道にて。農家のみなさん、ご精が出ますね。

心地よい疲労感により、午後は爆睡。自分らしいしめくくり。

おまけ：ひさびさに携帯で写真を撮ったところ、昨年末から眠ったままだった写真を発掘。ついでに御開扉。